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Photo:Kenshu Shintsubo

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「アマビエ・プロジェクト〜コロナ時代のアマビエ」最終アーティスト 大小島真木《綻びの螺旋》展示スタート! 

角川武蔵野ミュージアムでは、「アマビエ・プロジェクト~コロナ時代のアマビエ~」と題して、2020年11月よりこれまで、会田誠《疫病退散アマビヱ之図》、鴻池朋子《武蔵野皮トンビ》、川島秀明《SHI》、荒神明香《reflectwo》、大岩オスカール《The Sun and 10 Ghosts(太陽と10匹の妖怪)》の各作品を展示してきました。
そのファイナルを飾る第6弾のアーティストとして、注目の現代美術家・大小島真木が10月8日(金)より角川武蔵野ミュージアムに登場します。
大小島真木は、絵画や立体を組み合わせたインスタレーション作品を精力的に発表しており、近年高い評価を集め、様々な場所で活発な制作活動を展開する、最も注目を集める若手現代美術家のひとりです。
今回、プロジェクトの最後を飾る大小島真木によるアマビエ作品のタイトルは 《綻びの螺旋(ほころびのらせん)》。COVID-19と人類との戦いを、「綻び」をキーワードに全く別の角度から捉え、死から生への道程、循環、螺旋を示そうとする挑戦的な作品です。
「綻びのない世界」などない、そうした前提に立ったとき、「生」そして「死」はどう見えるのか?ウイルスと人類の関係がメタファーとして表された空間で感じ、考えてもらえたらと思います。

作家プロフィール

大小島真木 Maki Ohkojima
1987年東京生まれ。現代美術家。異なるものたちの環世界、その「あいだ」に立ち、絡まり合う生と死の諸相を描くことを追求している。2009年トーキョーワンダーウォール賞、2014年VOCA奨励賞受賞。2017年にはアニエス・ベー主宰による海洋調査船タラ号のプロジェクトに参加。主な個展に「骨、身体の中の固形の海。- 植物が石化する。」(HARUKAITO、東京、2019年)、「 鯨の目」(パリ・アクアリウム、フランス、2019年)、「鳥よ、僕の骨で大地の歌を鳴らして」(第一生命ギャラリー、東京、2015年)など。公開制作「万物の眠り、大地の血管」(府中市美術館、2018年)。グループ展に、「森と水に生きる」(長野県立美術館、2021年)、「Re construction 再構築」(練馬区立美術館、2020年)、「いのち耕す場所」(青森県立美術館、2019年)、瀬戸内国際芸術祭・粟島に参加(2019年)。

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『《コロナ時代のアマビエ》プロジェクト』特集ページはこちら

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