チームラボどんぐりの森の呼応する生命は2024年1月8日の営業をもって終了しました。
© KENGO KUMA AND ASSOCIATES
武蔵野の雑木林を代表するコナラなどの落葉広葉樹の森を、
角川武蔵野ミュージアムは武蔵野樹林と呼んでいます。
この武蔵野樹林は、春から夏にかけては緑の移ろい、秋から初冬にかけては紅葉の移ろいがあり、秋に、どんぐりを熟します。
縄文時代の日本では、落葉広葉樹林が広がっていました。
落葉広葉樹林はどんぐりの実がなる樹木であり、どんぐり類は縄文人にとっては主要な食料でした。
縄文時代、多くの人々は 、どんぐりという食料が豊富で、明るくて住みやすいどんぐりの森と共に生きていたのです。
チームラボは、非物質的であるデジタルアートによって「自然が自然のままアートになる」という
「Digitized Nature」というアートプロジェクトを行っています。
武蔵野のどんぐりの森が、人々の存在によって変化する光のアート空間に変わります。
2020/08 〜 2024/01
teamLab, 2020, Interactive Digital Installation, Sound: Hideaki Takahashi
日の出と共に、ovoid(卵形体)は、周りの世界を持ち始める。
人に押されたり、風に吹かれたりして倒れると、音色を響かせ、自ら立ち上がる。
その周辺のovoidも次々に呼応し、同じ音色を響かせながら、連続していく。
日の入りと共に、ovoidは、自ら光り輝き出す。
人に押されたり、風に吹かれたりして倒れると、音色を響かせ、その音色特有の光を輝かせ、自ら立ち上がる。
その周辺のovoidも次々に呼応し、同じ音色を響かせ、同じ光を輝かせ、連続していく。
そして、周辺の「呼応する木々」も呼応し、同じ色に変化し音色を響かせながら、変化していく。
ovoidは、風が静かで人々が何もしない時、ゆっくりと明滅をはじめる。
ovoidは、光だからこそ発色できる「液化された光の色」で変化していく
teamLab, 2014, Interactive Digitized Nature, Sound: Hideaki Takahashi
木々が光り輝く。
木々の光は、それぞれ自律しており、ゆっくりと呼吸するかのように明滅している。
木々の光は、《自立しつつも呼応する生命 - 液化された光の色, Sunrise and Sunset自立しつつも呼応する生命 - Sunrise and Sunset》から伝播してきた光に呼応し、
色を変え、色特有の音色を響かせる。
その木の光は、周辺の木々に次々と伝播し、音色を響かせながら、連続していく。
木々の奥から光が押し寄せてくれば、向こうの方に人がいることを意味する。
人々はきっと、同じ空間にいる他の人々の存在を普段より意識するだろう。
武蔵野樹林パークは、公募設置管理制度(P-PFI)によって
民間事業者として選定された角川文化振興財団が管理運営を担うスペースです。
チームラボによるインタラクティブな
光のアート空間「チームラボ どんぐりの森の呼応する生命」を常設展示し、
隈研吾設計の飲食施設「武蔵野樹林カフェ」も設置します。
地域住民の皆様にとっても、来訪者にとっても魅力的な公園を目指し、
所沢市と協力しながら環境整備を行っていきます。
チームラボ展示の会場となる武蔵野樹林パークには、
ウッドデッキのテラスの中にたたずむ建築家の隈研吾氏デザインの
カフェ&ショップ「武蔵野樹林カフェ」が設置されています。
ところざわサクラタウン駐車場または近隣の有料駐車場をご利用ください。 ただし、ところざわサクラタウン駐車場の割引サービスは行っておりません。 近隣の商業施設や路上等の駐車はしないでください。
公園内の南北園路南側にございます。
公園内には喫煙所はございません。近隣の方々にご配慮いただき、喫煙マナーをお守りいただきますようお願いいたします。
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