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Photo:Kenshu Shintsubo

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【モネ イマーシブ・ジャーニー 僕が見た光】楽しみ方ガイド

そのまま来ても楽しめる体感型デジタルアート「モネ イマーシブ・ジャーニー 僕が見た光」展。でも、知っていたらもっと楽しめるポイントをまとめました。ぜひ参考にしてください。

※展覧会ページはこちら

★Point.1 エントランスに巨大な《散歩・日傘をさす女》

当館のエントランスに入ると、ひときわ大きな絵が貼られています。ここがモネ展の入口。階段を降りて会場にお越しください(エレベーターもありますよ)。

階段の踊り場から見ると、女性を下から見上げる構図になって、もしかしたらモネの目線に近いものになるかもしれません。

★Point.2 無料で楽しめるフォトスポット

 

階段を降りたホワイエには、モネの庭「睡蓮の池」をイメージしたスペースに、太鼓橋を再現しました。モネの愛したジヴェルニーの光を感じながら、モネの世界を旅して、様々な写真を撮ることができます。

 

小道具の日傘や自撮り用の撮影スタンドがありますので、絵の登場人物になりきったり、一人や友達との自撮りも楽しむことが出来ます。

このエリアには入場券がなくても入れます。ご来館記念のお写真の撮影も歓迎です。

★Point.3 印象派の誕生までの歴史をたどる

ここからは有料エリアです。デジタルアートまでの通路には、19世紀パリの画壇の紹介から、印象派の誕生に至るまでの解説があります。

★Point.4 モネの生涯の足跡をたどる

その反対側には、モネが生涯に渡って巡った様々な土地を、フランス周辺の地図とともに紹介します。

★Point.5 歩き、座り、立ち上がり、自由なスタイルで体感型デジタルアートを楽しむ

いよいよ体感型デジタルアートの世界に没入です!アートと物語を全身で浴び、場内を歩きながら、床やハンモックやクッションに座ってくつろぎながら、自由なスタイルでお楽しみください。毎時00分、30分から映像がスタートしますが、いつ見始めていただいても大丈夫です。

モネが人生で訪れた場所をなぞりながら、モネの見た景色、共に過ごした家族や友人、最後の住処であるジヴェルニーでの生活などを音楽と共に追体験します。

場内にはベビーカーでそのままご入場できます。小さなお子さま連れでもお気兼ねなくお越しください。床に流れる絵の映像を追いかけたりする光景もよく見られますので、お子さまにも楽しんでいただけるかと思います。

★Point.6 無料の音声ガイドを楽しむ

場内では、展示内容を紹介するデジタルハンズアウトや、映像に合わせて解説を聞くことができるリアルタイム音声ガイドを、無料でお楽しみいただけます会場に設置されたQRコードからアクセスが可能ですので、スマートフォンとイヤホンをご持参のうえお楽しみください。

★Point.7 モネの名言を噛みしめる

一連のモネの旅路の最後に、モネの遺した言葉が場内に浮かび上がります。印象派を生み出し、絵画の歴史を変えた巨匠の思いを感じてください。

★Point.8 印象派展のあゆみを学ぶ

 

デジタルアートの先にある回廊では、印象派展のあゆみを紹介するコーナーがあります。今年(2024年)からちょうど150年前、1874年に第1回目の印象派展は開催されました。モネはもちろん、ルノワールやドガなど、第1回から第8回までの印象派展に出品された名画を実寸大で展示。教科書や本だけでは伝わりにくい「大きさ」と共に、画家たちの思いを感じてください。

★Point.9 モネの生涯を知る

 

モネは何を描いたのか、モネはどう描いたのか。モネの家族や生涯、その創作手法を紐解きます。ジヴェルニーでの創作、連作という手法、ジャポニスムの影響などをご覧ください。

★Point.10 絵の具と印象派の歴史を学ぶ

チューブ絵の具の誕生が、画家たちを屋外への解き放ち、外での創作を可能にしました。産業革命による絵画の変化、絵の具の進化を、かつて使われていた「豚の膀胱」からたどります。

★Point.11 コラボフードを楽しむ

 

モネ展の会場を出た後は、館内のレストラン「SACULA DINER(サクラダイナー)」や、カフェ「KadoCafe」でモネ展コラボフードやモネの絵画が描かれたプリントラテをお楽しみください。KadoCafeでは、モネ展のSNS投稿でお会計が割引になるキャンペーンも実施中!

★Point.12 お気に入りのモネ展グッズを探す

「ロックミュージアムショップ」では、様々なモネグッズを用意。当館限定のオリジナルグッズも多数準備しています。筆と水があればすぐに透明水彩絵具でぬり絵が睡蓮のぬり絵が出来る「透明水彩絵具付き 睡蓮のぬり絵」がオススメ!
オリジナルグッズについてはこちらもご覧ください。


 

「モネ イマーシブ・ジャーニー 僕が見た光」には、実際のモネの絵はありませんが、モネの見つめた光を追体験し、その描いた絵を全身で浴びることで、モネや印象派に触れる「入口」になればと思います。ここで体感した思いを胸に、ぜひ次は美術館などで実際のモネの絵に触れてみてください!

Design and creative direction: GIANFRANCO IANNUZZI
Multimedia content production: KARMACHINA.
©角川武蔵野ミュージアム

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