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Photo:Kenshu Shintsubo

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3月4日(土)よりエディットアンドアートギャラリーで、「タグコレ」展の特別展示としてさわひらきさん《Hako》を公開!

1階グランドギャラリーで開催中、現代アートのわからないを楽しむ「タグコレ 現代アートはわからんね」。

そのサテライト企画として、3月4日(土)より4階エディットアンドアートギャラリーにて、アーティスト・さわひらきさん《Hako》の特別展示を開催します。

★「タグコレ」特設サイト
https://kadcul.com/tagukore

《Hako》とはなにか

《Hako》は、箱庭に着想を得て生まれた作品です。

箱庭とは、箱の中にミニチュアのパーツを自由に配置して自分の心の中のイメージを構成する「箱庭療法」のこと。作家・さわひらきさんは『トポスの知 〔箱庭療法〕の世界』(著:河合隼雄・中村雄二郎、阪急コミュニケーションズ、1984)という書籍を読み、そこで提示された箱庭療法にインスパイアされて制作しました。

作家の空間作りは、構図を積み重ねて空間を作るというもの。今回も、アングルを切るような感覚で、入口から切り取った構図、手前から見た構図、横から見た構図など、さまざまな角度から見た構図を積み重ねて展示空間を構成しました。《Hako》は自由に動き回って見ることができる展示です。場内にはパレットとベンチで高さを作り、来場者自身が自分なりの《Hako》の構図を生み出すこともできます。

国内で3回目となる《Hako》の展示は、これまでとは異なる空間構成になっています。技術の進歩により大きく映し出せるようになったスクリーン、さらに先述のパレットなどの造作物を設置することで、立体的な空間を作り、高さの変化による新しい視点を生みました。角川武蔵野ミュージアムのために再構成された、新しいインスタレーション作品です。

【注意事項】
*本展は会場内が非常に暗くなっております。また段差もございますので、足元には十分にご注意ください。
*本展は「タグコレ 現代アートはわからんね」のチケットでは入場できません。別途「KCM スタンダードチケット(本棚劇場含む)」の購入が必要です。「KCM 1DAY パスポート(本棚劇場含む)」「KCM イブニングパスポート(本棚劇場含む)」であれば、両展示エリアをお楽しみいただけます。
*展示内容が変更、または中止になる場合がございます。予めご了承ください。

リンク

《タグコレ 現代アートはわからんね》特設ページ

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