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Photo:Kenshu Shintsubo
《ファン・ゴッホ》展 総来場者数は24万4,079人
1月9日(月)大好評の内に終了した、巨大映像空間へ没入する360度体感型デジタル劇場「ファン・ゴッホ ―僕には世界がこう見える―」の会期中(2022年6月18日~2023年1月9日。192日開館)の総来場者数は、24万4,079人となりました。
誰も知らなかったゴッホの見た世界を追体験する、新しい没入型アート体験
「ファン・ゴッホ ―僕には世界がこう見える―」は、日本人に最も愛されている西洋画家フィンセント・ファン・ゴッホ(1853-1890)が見た世界を追体験する体感型デジタルアート展。34台の高輝度プロジェクターを用いて会場の壁と床360度に投影された映像と音楽で、彼が見た世界を再現しながら情熱的な画家の人生を辿ります。鑑賞者は映像空間の中で歩き回り、立ち止まり、ハンモックやクッション、椅子に座り、感性の趣くまま自由に楽しむことができました。
その圧倒的な没入感を伴う体験は、絵画の新しい楽しみ方としてメディアやネット、SNSで話題を呼び、当初2022年11月下旬までの予定だった会期を延長して、多くの方にご来場いただきました。
また、映像空間の後に設置されたファン・ゴッホの生涯を年表と手紙をもとに辿る第2会場では、これまでにない斬新な年表の展示方法とポップなイラストで「今まで見た年表の中で一番分かりやすかった」などの声をいただき、一面のひまわり畑とゴッホの自画像が設置された無料で楽しめるフォトスポットの第3会場では、日々多くの方が花束や麦わら帽子、セルフィースタンドを使って写真を撮影していました。
角川武蔵野ミュージアムでは、今後もこのような新しい体感型アートを企画、展開してまいります。
Creative Direction: Gianfranco Iannuzzi
Created by : Gianfranco Iannuzzi – Renato Gatto – Massimiliano Siccardi
KCM Editing: Rino Tagliafierro
Production: Culturespaces Digital®
次の大規模展覧会は、現代アートを新しい視点から楽しむ「タグコレ 現代アートはわからんね」
2023年2月4日(土)より角川武蔵野ミュージアムのグランドギャラリーで行われる大規模展覧会は、現代アートを新しい視点から楽しむ「タグコレ 現代アートはわからんね」。気になるけれどよくわからない現代アート。日本を代表する現代アートコレクターである昭和のビジネスマン・田口弘氏の視点を通じて、彼がいかに現代アートに出会い引き込まれていったのか、アートとの出会いで経験した驚きや発見などを追体験できます。
現代アートという未知との遭遇に始まり、コレクションを広げていく上で欠かせないアドバイザーとの関係、作品を買うということ、コレクターによるコレクションの変化などを、実際の作品展示とあわせてお楽しみください。
詳細は、下部のリンクより展覧会サイトをご覧ください。