4月24日(水)より当館2階エントランスホールに、映画「羅生門」で使われたセットの10分の1再現模型が展示されます。

この模型は、「映画のまち 調布シネマフェスティバル2020」にて日本映画・テレビ美術監督協会が製作し展示されたものです。映画公開70周年を記念して行われた映画「羅生門」展でも展示されました。模型の背景には芥川龍之介の小説の一節が、作品の象徴的な雨とともに映し出されます。

●映画「羅生門」とは
1950年公開された大映株式会社（現KADOKAWA）製作の日本映画。芥川龍之介の短編小説「藪の中」を原作とし、設定及びタイトルは芥川の短編小説「羅生門」が元になっている。監督は黒澤明で、世界にクロサワの名を知らしめた。脚本は黒澤明と橋本忍、撮影は宮川一夫。出演は、三船敏郎、森雅之、京マチ子など。
第12回ヴェネチア映画祭のグランプリ、第24回アカデミー賞の名誉賞（外国語映画賞）を受賞した。